キャンパスライフ・健康支援センターにおける学生および教職員の方々の個人情報保護について

九州大学キャンパスライフ・健康支援センター長

平成17年4月1日から「個人情報の保護に関する法律」が施行されました。当センターでは個人情報の取り扱いには細心の注意を払ってきました。今後は、利用者の方々の個人情報を下記の目的のみに利用することとし、その取り扱いには引き続き細心の注意を払っていきます。
また、医師・カウンセラー・保健師・看護師はもちろん健康情報を扱うすべての職員が、個人情報の重要性を認識し守秘義務の遵守を徹底することにより、個人情報の漏洩がないよう万全の体制を取ります。当センターにおける個人情報の取り扱いにつきましてお気づきの点がございましたら、御遠慮なく御指摘下さい。

1. 当センターにおける個人情報の利用目的

①健康診断の結果

• 当センターにおける診療、健康相談等のサービスの提供
• 健康診断書、健康診断受診証明書、諸証明書の発行
• 他の医療機関への紹介、医療機関からの照会への回答（本人の同意がある場合に限る）
• 疾病発症予防、健康管理（生活習慣病、過重労働等）
• 作業環境管理、作業管理

なお、他の医療機関での検査データ（人間ドック受診結果等）を御提出いただいた際は、健康診断データとして利用しております。

②診療、健康相談、カウンセリング等により得られた情報

• 当センターにおける診療、健康相談等のサービスの提供
• 他の医療機関への紹介、医療機関からの照会への回答
• 御家族への連絡・説明
• 診療、健康相談、カウンセリング等の質の向上のための事例検討

なお、他の医療機関への連絡、御家族への連絡・説明については、そのつど御本人の意志を確認いたします。

③安全衛生管理活動により得られた情報

• 健康障害の予防、作業環境管理、作業管理

④法令上届け出が必要な情報

• 労働安全衛生法、学校保健法、結核予防法、感染症予防法等で義務づけられている届け出行為

⑤その他の諸情報

• 当センターの業務の維持・改善のための基礎データ
• 個人を特定しない集計
• 診療、健康相談、カウンセリング等の質の向上のための研究

通常、「人を対象とする臨床研究」を行う際には、原則として対象者に文書もしくは口頭で説明し、直接本人から同意を得て実施する必要があります。 しかし、国が定めた「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」によれば、侵襲や介入がなく診療記録等の情報のみを用いる研究等については、 対象者から直接同意を得る必要はないものの、研究の目的を含めて研究内容を公開し、対象者が拒否できる機会を保障することが求められております。 これを「オプトアウト」といいます。
この方針に従い、別紙の研究一覧より、キャンパスライフ・健康支援センターが実施している「人を対象とする臨床研究」を確認することができます。 研究内容公開欄には、それぞれの研究内容を詳しく掲載するとともに、研究代表者の連絡先を明記しております。
各研究を実施する際には、匿名化されたデータとするなど個人に留意し、個人が特定できないような配慮を行いますが、ご自身や代諾者の方が診療情報等の研究への使用を希望されない場合、あるいは研究内容についてより詳しく知りたい場合は、各研究代表者までご連絡下さい。
なお、申出を行うことで対象者の方が不利益を受けることは一切ありません。

2. 上記の利用目的以外で皆様の個人情報を利用する場合には、書面にて同意をいただきます。

3. 個人情報の開示・訂正などに関しては、所定の手続きのうえ請求あるいは申請することが出来ます。

診療、健康相談、カウンセリング等の質の向上のための研究一覧

現在進行中の研究

番号	201804-3
承認日	2021年6月8日
所属	基幹教育院
代表者	岸本裕歩
分担者	キャンパスライフ・健康支援センター・准教授・梶谷康介 キャンパスライフ・健康支援センター・教授・福盛英明 キャンパスライフ・健康支援センター・准教授・松下智子 キャンパスライフ・健康支援センター・講師・高柳茂美 キャンパスライフ・健康支援センター・教授・松尾寿栄 キャンパスライフ・健康支援センター・助教・面高有作 基幹教育院・教授・田中真理 基幹教育院・准教授・横田晋務 大学院人間環境学府・院生・楚天舒
標題	大学生におけるメンタルヘルス低下および学習・修学不良の要因探索とこれらの予防・改善のための支援システムの構築
URL/pdf	http://www.artsci.kyushu-u.ac.jp/~kishimotohiro/news/detail/?masterid=189 情報公開文書